よくあるご質問

温度スイッチ

2, 3, 4線式回路とは何ですか?

それらは測温抵抗体(例:Pt100)の接続に使用する線の数を記載しています。最も単純な2線式接続では、リード抵抗において正しい測定結果が得られないことがあります。この悪影響は3または4線式接続によって解消でき、測定精度が向上します。

「負温度係数サーミスタ」とはどのような意味ですか?

負温度係数サーミスタは、温度が上がると低い時よりも電気の通りが良くなります。これはNTC抵抗(負温度係数)として知られています。通常、NTCはプラスチック、食品、飲料業界で使用されています。

絶縁抵抗が低い場合にどのような影響がありますか?

DIN EN 60751のセクション6.3.1に則り、各測定回路と被覆の間の絶縁抵抗は、100 V DCの最低試験電圧において100 MOhmを下回ってはなりません。絶縁抵抗が低すぎる場合は、測定エラーが起こり過低温の表示がされます。抵抗温度計(外装ケーブルの付いたもの)に関しては、100 kOhmの絶縁抵抗においては0.25 Ohmまでの、そして25 kOhmにおいては1 Ohmまでの表示エラーが起こります。全てのWIKA製抵抗温度計に対して、500 V DCの電圧と > 1,000 MOhmの絶縁抵抗においての絶縁試験が行われます。標準に比べて50倍厳しい試験を行います。

非一体型サーモウェル(チューブから)を使う場合、放熱エラーを最低限にするための最短挿入長は大まかな目安としてどのくらいですか?

ガス状の媒体:15〜20 x サーモウェル先端の直径
液体の媒体:5〜10 x サーモウェル先端の直径
固体の媒体:
3〜5 x サーモウェル先端の直径
(これらの規格値は静的媒体にのみ有効です。サーモウェルと測定インサートの間の隙間は< 0.5mmでなくてはなりません。)