よくあるご質問

エンジニアードソリューションズ 温度計

電子温度計は校正できますか?

抵抗温度計(例:測定インサート)を校正することはできません。通常電子温度計は測定器または評価ユニットに接続されているため、測定チェーン全体を校正することしかできません。しかし、測定インサートは設計試験の対象となることがあり、合格すれば設計試験証明書が発行されます。応用分野の例:鉱物油計器用の抵抗温度計。

MIケーブルの壁はどのくらいの肉厚がありますか?

ほとんどの製造業者がMIケーブル外径の10%に相当する最低肉厚を設けています。

2, 3, 4線式回路とは何ですか?

それらは測温抵抗体(例:Pt100)の接続に使用する線の数を記載しています。最も単純な2線式接続では、リード抵抗において正しい測定結果が得られないことがあります。この悪影響は3または4線式接続によって解消でき、測定精度が向上します。

鉱物絶縁(MI)ケーブルとは何ですか?

抵抗温度計用の無機絶縁ケーブルは、高密度酸化マグネシウムに埋め込まれ、1.4571ステンレス鋼などからできたケーシングチューブに覆われた1本以上の銅線からできています。熱電対用には銅線ではなく、熱電対のタイプに合った熱電対ケーブルが使用されます。熱電対に最もよく使われる被覆素材はインコネル2.4816です。

カレンダー・ヴァン・ドゥーセン係数とは何ですか?またどのように計算されますか?

カレンダー・ヴァン・ドゥーセン係数はプラチナ製測定抵抗器の実際の特性の多項式関数を記述するために使われます。これはトランスミッタ内に記憶され、よって測定チェーン全体の精度が向上します。0℃以上の温度範囲でカレンダー・ヴァン・ドゥーセン方程式を計算するには、比較測定によって0℃での抵抗と他2つの試験温度データを採取します。つまり、a・b係数が計算されます。マイナスの温度範囲については、d係数を求めるためにもうひとつの試験温度の測定値を含む必要があります。しかし、A・B・C係数(WIKAデータシートIN 00.17, page 4もご参照ください)を用いてDIN EN 60751に則った多項式関数を使用することにより、同様に数学的な方法で、プラチナ製測定抵抗器の特性曲線を示すことができます。また、それらの係数は3つ(またはt<0℃において4つ)の試験温度の測定値を計算することで求められます。同様に、A・B・C係数をカレンダー・ヴァン・ドゥーセン係数に変換することもできます。

「Pt100」とはどのような意味ですか?

Ptはプラチナを意味し、公称抵抗値は0℃で100Ωです(EN 60751)。

絶縁抵抗が低い場合にどのような影響がありますか?

DIN EN 60751のセクション6.3.1に則り、各測定回路と被覆の間の絶縁抵抗は、100 V DCの最低試験電圧において100 MOhmを下回ってはなりません。絶縁抵抗が低すぎる場合は、測定エラーが起こり過低温の表示がされます。抵抗温度計(外装ケーブルの付いたもの)に関しては、100 kOhmの絶縁抵抗においては0.25 Ohmまでの、そして25 kOhmにおいては1 Ohmまでの表示エラーが起こります。全てのWIKA製抵抗温度計に対して、500 V DCの電圧と > 1,000 MOhmの絶縁抵抗においての絶縁試験が行われます。標準に比べて50倍厳しい試験を行います。

熱電圧(またはゼーベック効果)とは何ですか?

トーマス・ヨハン・ゼーベックにちなんで名付けられたこの効果は、熱電対の接続点と開口端に温度差がある場合、2つの異なる金属導体が2点の異なるポイントで接続された時に電圧が発生することを説明したものです。