よくあるご質問

スイッチ接点付温度計

絶縁アンプとは何ですか?

絶縁アンプが電子信号を有害環境から伝達します。信号トランスミッタはDIN 19234 (NAMUR)に規定されているセンサーまたは機械式接点のどちらでも可能です。DIN EN 50020に則り、入力は出力と電力供給から安全に隔離されます。DIN EN 50178に基づき、出力と電力供給はお互いから安全に隔離されます。

ATEXとはなんですか?

ATEXは、欧州連合(EU)のATEX指令で広く使用されている同義語です。 名前は、フランス語の「Atmospheres Explosibles」から来ています。 この指令には現在、防爆分野の2つの指令、すなわちATEX機器指令、94/9 / EC、およびATEX職場指令99/92 / ECが含まれています。

コンタクトゲージに対する規制を定めているのはどの規格ですか?

ハウジングの直径が100・160mmの圧力ゲージならびに温度計に取り付けられているスライド接点・磁気スナップアクション接点はDIN 16085により規定されます。

CEマーク付機械式ダイアル温度計は市場にありますか?

CEマークによって製造者、法人、製品を取り扱っている個人、EUの認可を受けた販売代理店はその製品が関連する全てのEU安全基準に準拠していることを宣言しています。DIN EN 13190に準拠した機械式温度計には法的拘束力のある指示(指令)がないため、こういった機器はCEマーク無しで市場に並ぶこともあります。

熱膨張式温度計はどのように動作しますか?

測定値の登録は温度プローブ、管、そしてブルドン管より構成される液体充填測定システムによって行われます。これらの3つの構成品は閉管システムに組み合わされています。システムの内部圧力は隣の温度にって変化されます。これがばねに取付けられたポインター軸が回転する要因となり、温度値がスケールに表示されます。長さ500 … 10,000mmのキャピラリーは遠隔測定点での測定を可能にします。測定範囲はEN13190に準拠し精度クラス1,2で -40 … 400 °C です。

ガス式温度計とバイメタル温度計はどの基準を元に製造されていますか?

ガス式温度計とバイメタル温度計はEN 13190規格の製品です。電子コネクターが組み込まれている場合、DIN 16196が適用されます。

高振動での液体減衰に利点を有するのはなぜですか?

ポインターの振れ幅が減衰し、温度が読み取りやすくなるからです。

マイナス室温での液体減衰に利点を有するのはなぜですか?

充填されていない計器では、結露した水分が溜まり、窓がくもることがあるからです。充填された計器ではそれは不可能です。

メカトロニクス測定機器とはなんですか?

電子部品または組立部品は機械式測定器具と一体化しています。よって、追加電子出力信号またはスイッチ機能のある、単に機械的な現場用ディスプレイがあります。このような器具の利点は、電力供給または測定信号が阻害された場合でも、現場で測定値が確実に読み取れるということです。

チェンジオーバーコンタクトとは何ですか?

セットポイントを超えた時、一方の回路が開くと共に(NC)、もう一方の回路が閉じます(NO)。

マイクロスイッチとは何ですか?

マイクロスイッチとは、開いた時に接点に最大3 mmのクリアランスがある電気スイッチのことです。

切り替え機能とは何を意味しますか?

スイッチ機能とは、電子回路の開閉ができるということです。常時閉接点は温度上昇時(時計回り)に回路を阻害します。常時開接点は温度上昇時(時計回り)に回路を閉鎖します。

サーモウェルにはGOSTの証明書はありますか?

いいえ。GOST認証は測定器のためだけにあり、サーモウェルはただ温度計の一部として見なされます。

サーモウェルにCEマークは必要ですか?

原則としてサーモウェルにCEマークの表示があってはなりません。特殊設計の結果としての例外は、管円周溶接に適しているDN>25のモデルTW61のサーモウェルです。圧力機器指令(2014/68/EU)で規定されているように、これにはCEマークが表示されていなければなりません。

サーモウェルへの許容圧力はどの程度ですか?

DIN 43772の附属書には、異なる管路形状に対する最大許容圧負荷(温度と媒体によって変化する)を示した荷重線図が記載されています。管路形状がDIN 43772に対応しない場合、ASME PTC 19.3またはディットリッヒ/クロッターの規定通り個別の計算を行うことができます。これの静的結果として最大の圧力荷重が含まれます。

負温度でのサーモウェルに適した材料は何ですか?

初めて高温で使用する場合には、常に1.4404や316Lといったステンレス鋼を選択するべきです。(AD2000 W10で認められているのは-270℃まで)炭素鋼は、ドロップオフ効果の影響を鑑みて詳細を慎重に検討するべきです。

サーモウェルの反応速度に影響を与える要因は何ですか?

簡単に言うと、サーモウェルの作りがより安定している場合、温度変化への反応がより遅くなります。反応時間を最適化するために、センサーとボアの内壁の間は壁を薄くし、低空気スペースを設けています。設計においては、ポケット状に掘られた底部分と100 mm以上の効果的な挿入長といった更なる最適化が施されています。

一体型サーモウェルと組み立て型サーモウェルの違いは何ですか?

組み立て式サーモウェルは、製造工程において固体溶接チップ(例えば)により閉じられた管から製造されています。一体式サーモウェルは一式の棒体(円柱形または六角形)から製造されています。

サーモウェルの最大挿入長はいくつですか?

複数ピースからなるサーモウェルは、最長が管の製造長さにより5〜6メートルに制限されます。一体式サーモウェルは固体の素材からできており、各製品1,000 mm〜2,000 mmに製作されるドリル穴の長さにより制限されます。より長い一体式サーモウェルを製造するには、各構成部品を溶接し合わせなければなりません。

サーモウェルの最高許容温度は何度ですか?

最高温度は使用する素材と準拠する規格によって変わります。よって例えば、標準的なステンレス鋼は約900℃まで空気中で使用できます。最高作業温度は約600℃で、規格が承認するのは450℃までです。

サーモウェルの最短挿入長はいくつですか?

サーモウェルの挿入長は使用する温度計によって決まります。一般的に、機械温度計の場合は最短全長から60〜100mmの長さだと想定できます。電子温度計の場合は最低でも35〜50 mmの挿入長が必要です。とはいえ、個々のケースで確認が必要です。

どのようなサーモウェルの試験や検査が必要であると規定されていますか?

DIN 43772 Point 4.6に規定されているように、行われる全ての試験と証明書発行について製造業者と作業者の間で同意する必要があります。

一体型または組み立て型のサーモウェルは通常どのような場合に使用されていますか?

一般的に、組み立て型サーモウェルは低〜中プロセス荷重に適しています。一体型サーモウェルは、設計によって違いはありますが、最も高いプロセス荷重に適しています。よって、世界的にまたは石油化学製品業界において、一体型サーモウェルがほぼ独占的に使用されています。